山フレのオタク寄り音楽の聴き方作り方

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セカンダリードミナントの代理機能考察①

読んだ誰かの作曲の手助けになれば幸いです。

セカンダリードミナント、機能をある程度理解されている方向けです。

トニック=T、サブドミナント=S、ドミナント=Dと記載。

知ってた人は許してちょんまげ。

 

コード進行研究をしている最中に見つけた次のコード進行。

 

|Vm7(準固有和音)-Ⅳ△7|Ⅲm7-Ⅲ♭(次のⅡへの裏コード)|Ⅱ|

|Ⅰ/Ⅲ|…

 

という進行を見つけました。

Ⅰ/Ⅲからセクションが切り替わります。

 

【重要なのはⅡからⅠ/Ⅲへの解決】

Ⅱは単純にセカンダリードミナントと解釈。

Ⅱの解決先はダイアトニック上でV7。偽終止を含めてⅢm7、Ⅶm7(ノンダイアトニック)

偽終止を踏まえても、Iへの解決というのは理論上ありません。

 

【Ⅲがベースにいる】

/Ⅲになっていることから、偽終止としてベース音だけ解決してるように思いました。

では元であるⅠはどこから現れたのでしょう。

 

【Ⅲm7の代理コードはなんぞや。】

Ⅲm7はTの機能を有しています。要するに他のT機能コードと入れ替えできるのではないか?と考察して実践。

 

 

結論:めっちゃできるやんけ!!!

 

これだけでは終わりません。

 

ここで面白いのは<コードの機能が変わる代理がある>こと。

 

上のコード進行を機能でいいますと。

Ⅱ→V7(D)であったはずの進行が

Ⅱ→Ⅲm7、I△7(T)へと変化しています。

これはかなりトリッキーな役回りができそう。

 

ということでセカンダリードミナントそれぞれに解決先を与えてみた結果。

 

【まとめ】

Ⅱ7(元はV7へ)→Ⅲm7、I△7、Ⅵm7<機能変化 D→T>

Ⅲ7(元はⅥm7へ)→I△7、Ⅲm7<単なる偽終止で変化なし>

Ⅵ7(元はⅡm7へ)→Ⅳ△7<単なる偽終止で変化なし>

Ⅶ7(元はⅢm7へ)→V7、Ⅶm7-5<機能変化 T→D>

Ⅰ7(元はⅣ△7へ)→Ⅱm7<単なる偽終止変化なし>

 

・Ⅲ7の解決先機能は変化なし

サブドミナントは機能変化しない。(そもそも2つだし)

・セカンダリードミナントの裏コードでも成立する。

・キーから見たノンダイアトニックコードへの解決代理は微妙。

 (ex.D7-Aの代理F♯m7をキーCおいて使う)

 (転調の技として使うなら使いようはありそう。)

 

考えようによってはまた進行のバリエーションがかなり増える技ですね。

借用和音なんかも用いたり、一時転調に用いたりすると、

「そんな裏切り方!?」と笑える進行ができそうです。

お試しあれ。